井上京子さんは、食生活改善推進員だそうである。
−−−−−−−−−−−−−以下引用
最近、 生活習慣病(ガン、脳卒中、心臓病など)の増加や子どもの食の「心の健康」への影響など、 毎日の食生活の重要性が盛んに言われています。
正しい食生活は、 毎日を健康に過ごしていくうえでの基本です。
しかし、自分一人で考え、 改善していくことはとても大変。
そんなときに、 あなたの身近にどんな食事をとればいいのか、 食生活の改善方法や毎日の料理について、 相談にのってくれる人がいたらどうでしょう。
それが、 食生活改善推進員です。
−−−−−−−−−−−−−財団法人 日本食生活協会ホームページより
委員としての仕事をしていても「食生活が改善されない」ことや伝わらないことがあり、だったら自分でお店を始めて、具体的に「かたち」にして提供すれば、非常にわかりやすい−−−−ということで2002(平成14)年、お店をオープンされた−−−らしい。
→お店は岡崎市の郊外に立地。
ここを知ったのは「凄いカレーがある!」との情報を得たからだ。
どのように凄いのかというと・・・・・・・(↓)。
(ちょっと、引っ張りますね。)
→これです!!!!
名称「玄米と季節のお野菜たっぷりカレー」
上にのった野菜でライスとルーがみえない(ちょっとだけ見える程度)。確かに、「たっぷり!」
ルーに(形もないくらい)溶け込んだ野菜も含めれば、30種類以上の野菜がこの一皿の中にあるという。
思わず「どこから食べればいいんですかねぇ?」と聞いてしまった(お店の人は笑ってましたけど)。
玄米も除草剤や農薬を一切使用していない地元のものだとか。
卵・小麦・バター・砂糖を用いないでメニューを考え、さらに凄いのは、オープン以来月替わりメニューの定食では、一度も同じ献立はないのだという。
今回は口にすることはなかったが、その定食は「一汁三菜」を基本としていて、「おかず3品+ごはん+味噌汁+漬け物+(デザート+ドリンク)」というもの。
さて、野菜カレー。
野菜は素揚げされている。ひとつずつ食べていくことに・・・・・(こんなとき好き嫌いのない私には大丈夫)。
画像ではみえていないけれど、食べ進んでいくうちに下に横たわっていた野菜がみえてきた。
にんじん丸々1本、なすも丸々1個、そのまんまの姿でのっていた。
土台部分に敷かれている玄米まで辿り着くと、もう(小食の私には)お腹いっぱいである。
名前の通り肉は一片も入っておらず、野菜とsoup状のルーと、それが滲みた玄米のカレーだった。
小鉢とドリンクがついて、1500円也。
感想。
1.カレーとしてみると、これまでの自分が食べてきたカレーによって作り上げられたイメージからは、かなり離れているものだった。
2.加齢と共に舌の味蕾が衰えてきつつあるとはいえ、いかに味の濃いものを日常的に口にしているかが、改めてわかった一皿だった。
ここは「地産地消」と「自然食」をオープン時から心がけていたところで、その当時はまだ一般的な言葉でなかったように思う。
最近は「ローフード」なる試みも始めているという(念のため、スローフードではない)。
(カロリーが、「ロー」という意味。低カロリー食の開発、でもちゃんとおいしく、栄養のバランスがあるもの。)
→店内もwoodyで、天井が高い。
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基礎データ
店名:食菜花 MONONCLE(モノンクル)←「私のおじさん」というフランス語
場所:愛知県岡崎市滝町長坂86−3
電話:0564−46−1380
営業時間:11:00-14:00、17:00-21:00
定休日:木曜