i-cafe

名古屋の「あるく下町情報誌」の『ポゥ(Paw)』をみていて目にとまったのがここ“i-cafe”

円頓寺商店街&四間道エリアにある。「コミュニティ・カフェ」と称している。
商店街の中には立地しておらず、ちょっと脇に入ったところに、ある(ここに行くぞという目的意識を持っていないとたどり着けない場所)

行ってみて驚いた。

まず、この写真を見てほしい。


 ←「お寺が、『OPEN』!?」

「浄土真宗法爾山妙真寺」

えっ! ここってお寺なんですか?

周りを見渡してみてもどこにもそれらしい寺院は見あたらない。
でも入口には“i-cafe”の文字があり、ちゃんとメニューらしきものを表示している。

 ←下欄にイベントの案内あり。

でも、よくこの建物(の上部)を見ると・・・・・。

 ←お寺、と言えなくもない(二重否定)。


入店。

京都の町家カフェの如く、靴を脱いで畳の間にあがる構造である。
これってふつうのお宅を多少改造したまさに「町家カフェ」。

 ←明るい方のスペース

 ←実際は、こんな感じ。


メニューもなかなか凝っていて「ロハスチック」な感じなのである。

 ←私には何のアレルギーもありませんが・・・切実な人には親切。


 ←これをいただきました(名称、失念)。

とても気になる入口の「妙真寺」の件は、次の経緯によるものなのだそうな。

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オーナーの町田さん(大学で都市計画を専攻)は、お父さまが住職。
春日井市に別院を建立後、空きスペースとなっていた住宅兼用の寺(現在の場所)を利用して、1Fにカフェ、2Fにイベントスペースをオープン。
という次第。

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ここのconceptは、オーナーの姿勢が表れていてとてもよい。

たとえば、「おてふき」。

これまで「おてふき」として出されたもののその材質は、
@タオル
A織布
B紙
がほとんど。

でも、ここは「手ぬぐい」なのです。

 ←メニューも「お手製」

「和」チックでよろしいのではないでしょうか(お寺ですし)。


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基礎データ
店名:i-cafe
住所:愛知県名古屋市西区那古野1−7−14
電話:052−602−5387
営業時間:11:00−21:00
定休日:月曜日