Cafe Goju
ホームページを手作りしているお店は多い(今はカンタンにつくれますからね。手作りでネット販売のページもできてしまいますしね)。
作成ソフトに沿って作れば、それなりのものができてしまうので、らくちんである。
問題は、contents。
そのcontentsが理系的かつ分析的アプローチになっていて,、珈琲について語っている、そんなCafeがここ“Cafe Goju(カフェゴーシュ)”だった。
気になったので足を運んでみた。
→住宅兼店舗。
ホームページのプロフィールによれば、ご夫婦(マスターとママ)は大学時代、化学(夫)・応用生物(妻)を専攻されていたそうで、
「なんかコーヒーに対しても、その美味しさのもとはどこにあるのか分析的」で、
「自分の手足を使ってものをつくったり、自分の頭で考察して納得してから物事を進める」そんな感じでお店も作ったらしい。
ハードもソフトもそんなわけで・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハード:店舗設計やら内装やらもどことなく手作りっぽい(ホームセンターに通って材料を購入して内装は手作りしたらしいです)。
→いいふうに年季が入ってきています(since 1999)。
→ちょっと、雑然。
→simple!
私はカレーが好きなので、注文してみた。
メニューにはこんな紹介文が書かれていた。
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トマトたっぷり、挽肉たっぷりのGojuオリジナルカレー。豚足を2〜3日じっくり煮込んだスープベースを使用し、美容や健康に良いとされるコラーゲンも豊富です(こういうフレーズに弱い)。コクがあるのに後味はさっぱり!
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運ばれてきたカレーを見ると・・・・。
ごはんの色がなんか、真っ白くない(サフランで黄色く染めてあるわけでもない)!!
ちょっとくすんでいるような・・・・・。
よく見ると米粒に極細線が入っている。
もっとよく見てみると・・・・。
「あっ! これはお米じゃなくて、麦だぁ!」
そう、米に麦がブレンドされていて、極細線に見えたのはその麦粒だった。
久しぶりである。「麦ごはん」を食べるのは。
(たぶん)ミネラルを含んだ「麦」ごはんのほうが、常食にするには「からだにいい」と結論して、メニューに載っているのだと思われる。
カレーのルーも上記にように「美味しゅうございました(岸朝子風)。」
セットで珈琲も注文した(こっちの方が主目的)。
注文したのは、“W18 (ブラジル・ヤマモト農園)”
ヤマモト農園って、有名ですね。
紹介文は
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【 強い苦味と甘み、コク 】
ブラジル・セラード地方、ヤマモト農園のスタンダードです。ムンドノーボ種の優れた資質を備えた小粒で硬い豆です。
フレンチロースト(極深煎り)に焼き上げていますので、アイスコーヒーやカフェオレなどにも適しています。
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ここが自家焙煎であることは(これまでみてきた)当然の帰結であるが、いろいろなストレート珈琲を選択するのとは別に、同じ豆でもRegularで注文するのか、Strongで注文するのか選ぶことができる。
Strong は注文したときに、抽出できる staff がいないと order を受けられないそうである(その旨、メニューに記載あり)。
「Strong、大丈夫ですか?」と確認して、私は注文した。
抽出に時間をかけるため、同じ豆でも「濃い味」となる。
ただその分、珈琲の温度は低下してしまう(このこともメニューに記載あり)。
で、どうだったのか?
「美味しゅうございました(岸朝子風)。」
私が伺ったときには奥様(とおぼしき方)とstaff(バイト)で切り盛りしているようでしたが、ぜひ全メニューにこの素材から調理方法等までのこだわりを続けていただきたい、そんなお店なのでした。
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基礎データ
店名:カフェ・ゴーシュ“Cafe Goju”
場所:愛知県愛知郡東郷町春木台2-14-13
電話番号:0561-38-9676
営業時間:11:00〜23:00 (オーダーストップ22:00)
定休日:木曜
駐車場:あり(約15台)
公式ホームページ:http://www.cafegoju.com/index.html