disc union Jazz TOKYOhttp://blog-jazztokyo.diskunion.net/)が仕掛け人だと思われる【御茶ノ水神保町JAZZ SPOT GUIDE】.


このパンフレットについて以前BLOGで触れましたが、そのうちのいくつかのお店へ行ってきました(ハシゴです)。

スタート地点はdisc union Jazz TOKYO


 →赤○あたりにもショップカード等、多し。


2階フロアが売り場になっています。1階から階段をのぼり終えたところに御茶ノ水エリアだけでなく、他エリアのJazz系店舗のショップカードやら、はがき・チラシ等が置かれています。

自由に持って帰って、お店へきてね!的な展開。

ここでパンフレット(店舗紹介と地図が掲載)を入手し、歩いてみることにします。

各店、示し合わせたように「日曜定休」のところが多いので、勤め人(!)の方はご注意を。

エチオピアのカレー(とふかしいも)でお腹を満たし、まずは“OLYMPUS!”へ。


→この入口だと「カレー屋」だって思いますね。


ちょうどランチタイム時に入店したため、ほぼ満席です。

マスターから「お食事ですか?」と聞かれたので、

「いや、コーヒーを・・・・。」

と答えると、

ジャズの方ですね、こちらのカウンターへどうぞ。もうじき空きますから。」

とのこと。続けて、

「この時間帯はレコードっていうわけにいかなくて、CDですみませんね。」

とも仰る。

実際、13:00を過ぎた頃から4人掛けテーブルが次第に空いてきました。

するとマスターが、

「どうぞ、こちらへ。」

OLYMPUS(スピーカーです)と対峙するようなリスニング席へと案内してくれました(いい人ですね)

カウンターに座っているときも、ランチタイムでめちゃくちゃ忙しいにもかかわらず、私に雑誌「東京人」を持ってきてくれて、

「いや実はね、林屋正蔵(9代目・元こぶ平)が来たんですよ。ほら(といって紹介ページを見せてくれる)。」

「それがね、ジャズもそうなんだけど(正蔵はかつて上野にあった『イトウ』の常連で、ジャズが大好き。ジャズのも出してます)、うちのカレーが食べたいって来たんですよ。」

と話してくれた。

確かに厨房から提供されるお皿をよく見るとほとんどがカレー

この時、「あ〜〜、さっきエチオピアでカレー食べなきゃよかったぁ!」と、少し後悔(御茶ノ水〜神保町界隈はカレー激戦区)。

ランチタイムのピークを過ぎた頃、CDからLPへと替わりました。

これからの午後がリスニングタイムということでしょう。

店内を見ると、私と同様にこの時間帯のために来店したとおぼしき客人が散見されます(平日の午後にこういう時間を確保できる人って、どういうタイプの人々でしょう? 私も含めてですが・・・・)

17:00まで営業し、2時間のお休みののち、19:00〜夜の営業となります。

夜はまた夜で、アルコールが入った夜の表情を見せてくれるお店になるのだと思われます(次回伺います)


→入口に掲げられているプレート。店名には“!”が付く。


公式ホームページ
http://www7.plala.or.jp/JAZZ-OLYMPUS/




次に向かったのは“BIGBOY”

この名前、若かりし頃に「京都・河原町三条下ル一筋目東入ルあたりの地下」に同名のお店があったように記憶しているのですが・・・(覚えている人はいませんかぁ?)

“BIGBOY”は地下鉄神保町駅A7出口の近く、超有名老舗「さぼうる」に近接。

黄色のドアが印象的なお店です。


 →写真右奥が「さぼうる」。


ドアの左右がガラス張りとなっていて、中(店内)が何となく見えそうなのですが、LPレコードが立てかけられていて、見えるような見えないような・・・・そんな感じです。

入店。

ロマンスグレーのマスターが丁重に対応してくれます。

「よくおいでくださいました。ゆっくりしていってくださいね。」的な印象を、言葉の端々から伺えます。

但し、店内に張り紙がしてあって、【店内撮影禁止】とのこと。

カウンター数席とテーブル席で合計14〜15席ほどでしょうか。

隣とのスペースがあまりないコンパクトな空間なので、ここでパチパチ撮ったりすると他の客人の顔もバッチリ写ってしまうことでしょう(もしかしたら、過去にトンデモ客の態度によるトラブルがあったのかも?)。


「神田神保町の公式タウンサイト・ナビブラ神保町」より
http://www.navi-bura.com/main.php/view/main_ca_1/sub_ca_9/0/00494/0/




続いて、“アディロンダック・カフェ”へ。

靖国通りの「駿河台下」に近いスタバから、狭い小路へ。

ありました。

雑居ビルの4階です。


→“Adirondack”はAppalachia mts.を構成する山脈名 or 野球のバットメーカー名。


4階のドアを開けると細長い店内が奥まで広がっています。

でもそんな空間にピアノがセッティングされており、ライブもできる空間です。

既に常連さんと話が盛り上がっているようだったので、私は早々に退散。

(ここのマスターは以前、九段下でアディロンダックという中古レコード屋さんをしていた人とのこと。どうりで、店内でレコードを売ってるわけだ。)


「神田神保町の公式タウンサイト・ナビブラ神保町」より
http://www.navi-bura.com/main.php/view/main_ca_1/sub_ca_10/0/00403/0/




今日の最後は、こちら“GRAUERS”

明大通りから「駿河台下」までは行かないで、靖国通りへと下る「はなまるうどん」角からのショートカット小路。

ここの雑居ビルの2階に“GRAUERS”はあります。


→プレートにあるデザインから気がつくようにこちらは“Riverside”レーベルに造詣が深いお店としても有名らしい。


13:00〜の営業。

しかし、外は明るいのに店内は深夜のBARの雰囲気を醸しています。

入り口ドアを開けると右手にカウンター、その奥がテーブル席となっており、さらにその奥にスピーカー(JBL)が鎮座しています(再生装置は音の入口からEMT948+TSD15〜McIntosh C200+MC402〜JBL4333Aと往年の名機揃い)。

昼間はカフェタイムとして営業されていますが、基本このお店はJazz BARですね。

来店時はひとりorふたりで、それ以上のグループでの来店は似合わないお店だと思います。

じっくりと音に浸りたいそんな空間です。

公式ホームページ
http://www.grauers.jp/index.html