jazz spot candy


JR稲毛駅から徒歩2〜3分というアクセスの良さ。

但し幹線道路には面しておらず、1本いや2本ほど脇に入った、まさに「隠れ家」的立地(説明しづらい立地)

周囲は閑静な住宅地。

以前からJBL DD66000がセッティングされたお店という情報は得ていて、「いつかは巡礼」しなければなりますまいと思いつつ、幾星霜。


そしてようやく7月下旬に伺うことができました。


 →外扉とお店の看板(スピーカーのパーツ:音響レンズ+コーン紙:を利用した夜に映える照明の当て方ですね)。


看板だけアップにしてみました(↓)


 →“SINCE 1976”というのが、歴史を感じさせます。


ママさんはブログを開設しており、お店の様子はそれで伝わってくるものがあるからか、だいたいの想定はしつつ、扉を開けました。

もうひとつドアがあって、二重扉になっており外扉の外(店舗前の道路上)では、ほとんど音がしていないのに、ドアをひとつ(外扉)開けると・・・・・・・・・、


「お〜〜、お〜、鳴ってる、鳴ってる〜〜!」


という感じで聞こえてきます。

そして重厚な内扉を開けると、もうそこは・・・・・・・・・・、

「DD66000が演奏しているかのような存在感」のある音を鳴り響かせています。

閑静な住宅地の中で、これほどの音量でLPレコードをかけているなんて!!(驚きです)

たぶん、日本中でもそうそうお目にかかれますまい。

というのもちゃんと防音対策をしているからなのだろうと推察いたします。

先ほどの二重ドア、閉じているときの密閉性の高さや、店内の壁や天井がRC造り(コンクリート打ちっ放し)、でもそれだと残響音が心配なので、店内の隅々に置かれた吸音資材の数々。


 →maple色のDD66000が鎮座。


 →赤○あたり、吸音資材っぽいですが・・・。


一見して、「これはママさんお一人の知識や工夫ではないな。」と感じます。


 →カウンター席(正面にはLPが壁面びっしりと収納されています)。


BLOGでもこのお店を応援されているオーディオに造詣の深い方々の存在が散見されます。

つまり、“jazz spot candy”は世間的にはママさんのお店ではあるけれど、お店のファンやママさんの応援団がサポートしたり協力したりして作り上げた空間なのだろうと感じました。

それだけの英知が集まっているので、DD66000から出てくる音もそりゃあ「次元が違う」と納得のいくものです。

久々にス・バ・ラ・シ・イ音と演奏に接することができました。

至福の時間をありがとう(パチパチ)


そうそう、店内中央にはgrand pianoがセッティングされ、定期的にライブも行われます。プレイヤーとの密接感を求める人には、この空間はソ・ソ・ラ・レ・ルかもしれません。


 →ポスターやらライブの告知やら・・・・・。


BLOGでのママさんのつぶやきで秀逸な時があります。

DD66000目当てで「(オーディオ)マニアが押し寄せて、あ〜だ、こ〜だ、ああしろ、こうしろ・・・・・」という時期があったらしい。

それに対して

「自分で買ってやれよー(とは心の声)。」


わかりますぜ、その気持ち。


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基礎データ

店名:jazz spot candy

場所:千葉県千葉市稲毛区稲毛東3−10−12

電話番号:043−246−7726

営業時間:15:00〜23:00(OS22:00)

定休日:不定休

公式ブログ:http://blog.livedoor.jp/jazzspotcandy/