BROOKLYN COFFEE & MODERN JAZZ
JR八街駅を出たものの、ここのお店の場所をプリントアウトした地図を忘れてきてしまったことに気付く。
西口駅前にあった交番で聞いてみることにした。
私「すみません。ブルックリンていう喫茶店の場所、わかりますか?」
駐在さん「ブルックリン? ん〜〜〜、知らないなあ。ちっと待っててくださいね(といって奥へ行きもう1人の駐在の人に聞いているようだった)。」
暫くして
駐在さん「わからないんだけど、電話帳でみれば住所が載っているから、だいたいの場所が検討つくと思うんで・・・(といって、パラパラ職業別電話帳をめくり、喫茶店の項目を目で追うものの・・・)ん〜〜、ありませんねえ。ブルックリンってカタカナですよね。」
私「(正式には)お店としてはアルファベットかも知れませんけど・・・・・、載っていませんか?」
駐在さん「どっちにしろ、無いですね。」
私「そうですか(T-T)。わかりました(といって交番を出る)。」
結局、役に立たなかった(親切だったけど)。
かくなる上は、自分の記憶をたよりに方向を定めて歩き出すことにしましょう。
私の記憶が正しければ、お店は幹線道路には面しておらず、そこから1本か2本脇に入った道にあったはず。
でも、それがどこから入っていくのかがわからない。
駅前が区画整理されてはいるものの更地が目立ち、その間に居酒屋が点在していたかと思うと、その隣りには庭付き一戸建ての民家があったりする(きっと駅前の土地持ちだったひとが区画整理の際に、「ウハウハ!!」状態だったと推測します)。
勘でいくしかないと「うろ覚え」の記憶をたよりに、生活道路へ。
駅前の殺風景から一転、そこは「昭和」の臭いがする家並みが続きます。
本当にこんなところにあるのだろうかとの疑念が頭をもたげてくるものの、足を進めます。
「誰も歩いてないし・・・・。」
「この方角かなあ???」と疑心暗鬼で約2分歩く。
右手前方に、このお店の公式ホームページで見た覚えのある外観(お家)を発見。
「あったぁ!」
時間は16:00頃だったので営業しているはずなのだが・・・・・、店内に灯りがついていない。
「あれぇ?」
と思いつつ、ドアを開けると、開いた。
カウンター内にマスターがおり、私が両手で×(ばってん)サインを送ると、中へ招き入れるジェシュチャーがあり、
「どうやら営業しているらしい。」
そして、店内の照明が点けられた。
すると、奥に鎮座しているJBL4344様が目に入ってくる。
→左のガラス内はレコード庫!?
カウンター席(5席)とテーブル席(2人掛け*5)に分かれ、私の他には誰もいなかったので、テーブル席に窓を背にして座ることにします。
→正面のカウンター席。その上には往年の名盤が並ぶ。
JBL4344様の間にはupright pianoが置かれ、小編成ならライブもできる空間に仕上がっています。
照明の関係も、夜はまた違った表情となるのでしょう。
→お馴染みのポスターがあちら、こちらに・・・。
スピーカーはJBL4344様1台ですが、アンプはMCINTOSH(MC275、MC2500、MC2255)とAccuphase(P-500)の2系統を用いて(正確にはMCINTOSHが3系統のパワーアンプを用いているので、4系統)駆動しているという贅沢さ。
羨ましい限りです。
ただ、テーブルと椅子の配置がスピーカーに対して直角になっているため、首を回してスピーカー側へ向けて聞くことになります。
せっかく、これだけのシステムなのだから、リスニングスペースを切り分けてほしかった−−−−と思うのでした(するとちょっと手狭になるかも)。
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基礎データ
店名:ブルックリン(BROOKLYN)
場所:千葉県八街市八街に134−2
電話番号:043(441)0021
営業時間:14:00−21:00
定休日:月・火
公式ホームページ:http://www.geocities.jp/brooklynsjazz/
駐車場付き→