狭い1Kにアナログプレイヤー
Technics SL-1200(初代)



ついに購入しました、アナログプレイヤー。テクニクスのSL-1200それも初代のもの。これはかれこれ四半世紀前のもの。これが量産DDプレイヤーのオリジン? 現在はMk4まできていることからもその寿命の長さが伺えるというもの。

で、いくらで購入したでしょう? 先日CSJのフリーマーケットをみたら、なんと【難あり】のタイプのものを8万円で売り出している人がいました。とんでもないことです。いくら思い入れがあるとはいえ法外の値段です。わたしはというと、さ〜て(やっぱり教えてあげないことにしよう)、良心的なオーディオショップに足繁く通うことをお勧めします。

テクニクスだということもあり、実家にかえって、かつて使用していたカートリッジを持ってきて現在使用中です。知っている人は知っている高出力MMカートリッジの205CUXなのです。久しぶりのアナログはあたたかいなあ。などと感傷に浸っております。実家のDENONプレイヤーは場所もとり、重量級で部屋に余裕がないと無理なのですが、このテクニクスのSL-1200はその点合格です。最新のMk4が8万円程度であることを考えると、この25年間においてこの機種は【物価の優等生】なのかも知れません。
性能の向上を考えるとさらに「超」がつく?


SL-1200は1972年に発売を開始し、以来SL-1200MK2、SL-1200MK3とシリーズを続け、累計生産台数も1997年には200万台を突破したのだそうです。

オーディオユーザー、DJユーザーのみなさんが可愛がってくれたお陰でしょう。

 「Technics」が世界で初めて「ダイレクト・ドライブ ターンテーブル」を発売して以来「あくまでも正確に回り続ける」・「静かに回り続ける」この良さがユーザーに支持され、今日のTechnicsの代名詞にまで育っていったことは周知の事実です。

CDが発売されて10余年、この間も「レコードプレーヤー」にこだわりつづけている人々に支えられ、一方では「DJ」プレーヤーによって「SL-1200MK3」が定番となりました。このDJの人気によりアナログディスクの店があちこちに出現してきました。このようにDJ人気を背景に若い人たち(私は除く)はファッション感覚でアナログの音楽を求めているようです。しかし、CDが発売されるまでレコードプレーヤーで音楽に接していた人のうち、やはり一部の人々はアナログ音楽に戻りつつあります(ほんとかよ?)。

Technicsとしては、
「MK3の形」を崩さないで、「SL-1200MK3」をそのままオーディオ仕様として残せば良い、と言う意見も設計段階ではあったのだそうですが、「SL-1200MK3」で出来なかったことをオーディオ仕様として盛り込み、よりピュアオーディオに一歩でも近づきたい、こんな気持ちで「SL-1200MK4」を作りあげたのだそうです。

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