3つのマック
【マック】といえば、
1.Macintosh
2.Mcdonald
3.Mcintosh

が連想されます。【Mc】ではじまる名前のルーツはスコットランドだそうです(移民の国アメリカでは、そのへんから「お国」がわかるのだそうな)。

2番目の【マック】は関西では「マクド」、3番目は業界では「マッキン」と発音されている場合が多いとされています。

かつて1番の【マック】を手にすることが、パソコンオーナー・ヒエラルキーの最上位に位置していた時期がありました。MS-DOSの黒い画面に呪文のようなコマンドを入力していた時代、マックオーナーはGUIでとっても快適に見えたものです。windowsの登場によりマックもパソコン市場での優位性に翳りが見え始め(?)、今やあのころの「面影」も思い出と化しています。このまま思いでの中に生き続けることはないと信じていますが、やはり心配ではあります。

2番目の【マック】はここのところぶっちぎりでファーストフード業界を席巻しています。怒濤のような出店攻勢・低価格路線が支持されている証明でもありましょう。ただ、素朴な疑問として

「マックって本当においしいですか?」

と思ってしまうのです。当然ファーストフード業界での比較の問題ではありますが・・・。モスバーガーがお家騒動等でもたもたしているうちに、一人勝ちの様相ですからねえ。確かに、支持される背景として「おいしさ」だけを指標にすることは、間違いかもしれません。価格やサービス・その店の雰囲気など、総合的に判断して、足を向けるということですから。

で、なにが言いたいのかというと「マイクロソフトとアップル」「マクドナルドとモスバーガー」の関係がだぶって見えてしまうのです。さらに「マイクロソフトとジャストシステム」ともだぶってみえます。うまり弱肉強食の市場原理では、いかにいいものを作ってもそれだけでは勝てないと言う理不尽さ(と同時に)、勝負の厳しさを見て取れると言うことです。
市場は勝負の世界ですから、前提としてフェアプレイで臨むことが求められます(マイクロソフトにはいといろと「そうではない」という話が転がっていますね)。判官贔屓の私としては「がんばれアップル、モス、一太郎」と声援を送りちゃんとお金を払って、ユーザーとして支援していきたいと思います。

実は、ここまではまえ振りなのです。
3番目のオーディオ界における【マック】こと”Mcintosh”は、国産アンプにろくなものがない時代には、まさに垂涎の的というべき存在として君臨していました。現在も踏襲されているあのガラスパネルの向こうに映える緑と赤のイルミネーション。ああ、見るだけで感動の極みに達したものです。
かつては日本の総代理店が照明のヤマギワ電気だったこともあり「ビンボー人には売らないよ」的なとっても遠い存在でした。

そんなマックも、今や手に入る時代となりました。
中古でですけど・・・。
で、買っちゃいましたマッキントッシュのアンプを。C−29 stereo preamplfier

ただ、アパート住まいなもんで、満足のいく状態ではないことも確か・・・。
以上、報告終わり。